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霧箱実験!

令和7年3月18日(火)5校時、選択科目 物理基礎の実験で霧箱を実施しました。

 

 
【霧箱実験のやり方】
①容器内のスポンジに浸したアルコールを気化させる。
②下部をドライアイスで冷却し、上下の温度差を作る。
③容器内の上方は、アルコール気体の飽和状態、下方は過飽和状態にする。
④放射線(電荷を持った粒子)が容器内を通過する。
⑤④の軌跡に沿ってアルコールの霧が発生する。
⑥これを「放射線の飛跡」といい、白い飛行機雲のように見える。


【霧箱の原理】
①放射線が飛んでいく道筋にある気体分子の電子が弾き飛ばされてイオンになる。
②このイオンを核としてアルコール分子が集まり、霧状の飛跡となる。